どうも、お得に旅する慶應女子です。
今回は、デンマークに半年留学した際に、携帯をすられた体験談を書いていきます…
たった1か月ほど前のことでまだ傷が癒えていませんが(笑)これ以上日本人が被害に遭わないためにも、頑張って書いていきますので是非最後までご覧ください!
デンマークの治安は?
結論からいうと、世界で二番目なだけあって、とっても治安がいいです。
携帯をすられる前は堂々とこれを言えたのですが、盗られた今これを言うのは少ししんどいです(笑)
特に、私はコペンハーゲンから1時間ほどいった地域に住んでいたので、何の心配もせずに暮らしていました。詳しいデンマークの治安については、またの機会に書こうと思います。
コペンハーゲン近郊では、電車や地下鉄は24時間動いていることもあり、夜中でも友達数人と遊びに行って2時、3時の電車で帰宅するといったことをしていました。
周りの友人たち含め危険な目にあったという話は聞いたことありませんでした。
そんな調子で油断しきっていたところをやられてしまいました。。。
どんな状況で盗られた?
クリスマスの前後1週間、ドイツに旅行に行っていました。
その間は、デンマークから離れて旅をするという意識があったので、パスポートとお財布を厳重に保管し、スマホも毎回斜めがけカバンにしまっていました。
その後デンマークに戻ったタイミングで、姉が私に会いにデンマークに来てくれました。
私は久しぶりに姉に会うのに、かなり浮き足だっていたのと、ドイツからデンマークという第二のホームに帰ってきた安心感を感じていました。朝から姉と観光を始め、あの「世界がっかり観光スポット」の一つであるマーメイド像へ向かいました。
この像は、道から3段ほどの石段を下りて狭いスペースがあり、そこから目の前にマーメイド像が見れる形状になっています。正直じっくり見るようなスポットでもないので、狭いスペースに降りて私の携帯で二人で写真を撮りました。
そのままUターンして携帯をポケットに入れながら人込みを抜けて石段を登りきりました。
おそらくここでスリは起きました!!すぐに気づかなかったので断言はできませんが。
私はiPhone13proを使っていたので、おそらく写真を撮っていたタイミングから狙われていたのだと思います。
そのまま私がポケットに携帯を入れたので、今だ!と盗られてしまったのだと思います。
最大の失敗は、明らかに携帯をコートのポケットに入れたとことでした。ポケットに携帯を入れるなんて、旅中だったら絶対にしないことだったのですが、デンマークということで本当に注意力が低下していました。また最悪なことに、手袋もポケットにしまっていたため、盗られた際も全く感触がなく数分間気付くことが出来ませんでした。
今考えれば格好の餌食ですよね…これだけは一生悔み続けることになると思います…。。悔しい…。
すられた後にしたこと(iPhone版)
数分後に気付いて、すぐに戻ったのですがもちろん周辺にはなく、すぐに姉のiPhoneで友達のiPhoneを探すというモードで私のiPhoneを追跡しようとしました。
しかし、もうすでに電源が切られていたため追跡が出来ないようになっていました。
その時点ですられたと確信して、絶望しました。
しかし悲しみにくれている場合ではありませんでした。
まず、私の携帯を「探す」モードし第三者に使われないように保護する「アクティベーションロック」を作動させました。( アクティベーションロックは「探す」をオンにすると自動的に有効になります)
その後、携帯にクレジットカードを入れていたので、念のためカード会社に連絡し止めてもらうようにお願いしました。
そして、すられたことはほぼ確定していましたが、少しの望みにかけて警察へ行きました。これにはすごく時間がかかりました。
日本のようにどこのPolice Stationでも取り扱ってくれると思っていたのですが、そもそも交番が少ない上に、ここじゃ対応できないとたらいまわしにされ、結局1時間ほどかかってコペンハーゲン中央駅のCopenhagen Policeという場所にたどり着きました。
そこでは、場所や状況、使っていた機種など形式的に聞かれました。しかし、警察側も、あの辺りだとしょっちゅう起こるし、犯人の顔を見ていないとなるとなおさらどうすることもできないよ、と言われてしまいました。
もし届いたら連絡するといわれ姉の番号を伝えて出ました。わかってはいたけど最後の望みも消え本当にしんどかったです。。
唯一の救いだったのは、姉が一緒にいたことでした。盗られたと気付いたとの私の取り乱しっぷりは友達には見せられないものでしたし、トラッキングしたりカードを止めたりと冷静になって色々進めてくれました。
また、そのあとも旅が続く予定だったため、新しい携帯とSIMカードをその場で買ってくれました。
姉には大事な観光の一日をとんでもないものにさせてしまって申し訳なかったですが、いつか笑って話せるようになればいいなと思います。
スリ対策
こんな間抜けな私ですが、その後1か月かけてパリやバルセロナ、ローマなどスリが多発する地域を周りましたが、こちらでは何一つ盗られることなく旅を終えることができました。私がやっていたスリ対策はこちらです。
油断しない!
油断大敵とは本当です。私が身をもって体験しました!
夜のパリを歩くときや地下鉄に乗る時などは、カバンをぎゅっと握り締めていると思いますが、本当に危険なのは油断したその一瞬です!真昼間のお散歩中に一度だけ携帯をポケットに入れてしまったときに起こるのです…
せっかくの旅行で…と思うかもしれませんが、ヨーロッパに日本人として旅行にいくならリラックスすることは忘れてください!思っている以上に日本人は平和ボケしています。
日本で普通に生活する中で物を盗られるかもしれない…なんて考えたことないんですから当然です。私が盗る側でも絶対に日本人を狙うと思います(笑)
しんどいかもしれませんが、ホテルでも昼間でもほのぼのした公園でも、ある程度の緊張感は持っていた方がいいと思います。
南京錠必須
これは、油断しない緊張感のある生活の助けになってくれるものです。
私は旅中ホステルに泊まっていたので、基本的にはロッカーでも引き出しにでも全て南京錠をかけていました。
それだけではなく、斜め掛けの持ち歩くバックにもひっかけていました。
携帯などもそこに入れいているわけで毎回施錠というわけにはいきませんでしたが、地下鉄に乗る際や美術館など集中して過ごしたい時などに利用していました。
これは実際にスリ対策ももちろんそうですが、自分的に少し心の余裕ができるので南京錠は多めに持っていくことをお勧めします。
パスポートや貴重品は服の下に忍ばせる
これは定番のスリ対策ですね。
着ぶくれしてダサいよな、とか私は思っていましたが、盗られてからでは本当に遅いのでやって損はないと思います。
スマホはカバンに毎回しまう
当たり前ですねこれも…(笑)
ただ、他の事に夢中になっていたり気をとられていると、ついついいつもの癖でポケットに入れてしまうこともありますので注意してください。
スマホストラップも有効だと思いますが、ひもを切られて盗られたりという話も聞いたことがあるので油断しないことが大事ですね。
すべてのデータをバックアップしておく!
これが一番伝えたいことです!!
今からヨーロッパなどスリの危険がある場所に行く予定のある方は、お金を払ってでも今あるデータをバックアップしておきましょう。
私は一部バックアップが取れておらず大切な写真やデータが消えてしまい、それが一番つらかったです。
当たり前のことだったと思いますが、本当に思い出だけは取り戻せないので、盗られない自信がある方も念のためバックアップ確認しておきましょう。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。
楽しい旅行でも、スられたり危険な思いをすると気分が沈んでになってしまうので、楽しい思い出で終わらせるためにも注意しながら旅行を楽しんでください!
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